運動と身長の関係
運動と身長の関係で重要なのは、運動することによって成長ホルモンの分泌を促すことと、身体に適度な疲労感をあたえることで熟睡を誘い、睡眠中の成長ホルモンの分泌を促すことです。
また、身体を動かすことで骨に刺激を与えることも重要なポイントで、骨への適度な刺激は骨を丈夫にします。
身長を伸ばすための運動というと、バスケやバレーボールなどが真っ先に思い浮かびますが、このスポーツをしたことにより身長が伸びるという面から見ると、それは間違いともいえます。
あえて身長を伸ばすため運動を選ぶとすれば、骨に適度な縦方向の圧力がかかるものが良い、というところでしょうか。
具体的な例をだすとすれば、ジョギング、縄跳び、ダンス、バスケットボール、バレーボールなどが代表的なところでしょうか。
しかし、わざわざ特別なスポーツを行なう必要はなく、身体を動かすことで、刺激を与え、安定した生活のリズムを作り出すことにこそ重要性があるのです。
気をつけなくてはならないことは、身体に負担をかけすぎると、成長を妨げてしまう、とういことです。
あまりにも体力の消耗の激しい運動を子供の頃から行うのは避けたいところです、小学生、中学生の頃にはあまり過激なさけましょう。
背を伸ばすために必要な栄養は?というと、「カルシウム」が真っ先に思い浮かびます、しかし背を伸ばすためにもっとも重要な栄養素は、「タンパク質」なのです。
身長を伸ばすということは、骨を伸ばすことです、タンパク質は骨や筋肉の原料となって骨を大きくし、身長の伸びに重要な成長ホルモンの分泌を促す働きも持っています。
タンパク質は、成長期の子どもにこそ、必要で1日に必要なタンパク質は、成人が60〜80gに対して、小学生で55〜75g、思春期には75〜90グラムのタンパク質が必要です。
しかし、大量に摂りすぎると肥満の原因や、体外へカルシウムを排出させてしまうことにもなりますので注意が必要です。
また、複数の食品から摂取することも大切です。
カルシウムは骨を丈夫にする役割を持っていますので、同時に取るようにしましょう。
タンパク質と、カルシウムは大切です。
しかし、身長を伸ばすために必要な栄養素はそれだけではありません。
ある調査で、背が高い人と低い人の、体内の亜鉛の量を調べたところ、背の高い人の体内に亜鉛が多いことがわかったそうです。
亜鉛には体内の酵素の働きをたすけ、成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。
また、亜鉛の不足は、味覚が鈍くなるとも言われており、食欲不振の原因につながります。
亜鉛は、カキ、牛豚のモモ肉、納豆、鶏レバーなどに多く含まれます。
マグネシウムは、カルシウムの吸収と代謝を調節する役割を持っています。
骨を丈夫にするために必要なカルシウムですが、カルシウムばかりを大量に摂ると、マグネシウムと共に余分なカルシウムが体外に排出されます、カルシウムだけを摂っていると、かえって骨のカルシウムが減ってしまうといことになってしまうのです。
マグネシウムが豊富に含まれる食材は、大豆製品、枝豆、乾燥ひじき、かつお、ほうれん草などです。
食品添加物と身長の関係、食品添加物と聞くと、なんとなく身体に悪そうなイメージはありますが、実際には何が問題になるのでしょうか。
食品添加物は、発がん性さえなければ以外に普通に流通しているもので、食品添加物には子どもの発育に有害なものも含まれています。
添加物の一部(リン酸塩、フィチン酸など)は、体内や食品中のカルシウムや亜鉛、マグネシウムを体外に排出させてしまい、身長を伸ばすどころか丈夫な骨をつくる邪魔をしてしまうことになるのです。
亜鉛や、マグネシウムは身長を伸ばすためにとても必要なもので、カルシウムの代謝に必要なミネラルです。
加工食品を利用する際には、わかめやほうれん草などを一緒に摂ることで、カルシウムや食物繊維などが塩分やリン酸塩の影響を防いでくれ効果があります。
以前には、両親の背が低いから、子供も背が伸びない、といわれていましたよね。
でも、実際には身長の高さが遺伝に関わっているのは2,3割であり、7,8割は成長期の生活環境に原因があることが解っています。
身長を決めるのは親からの遺伝だけではないのです。
身長を伸ばすために必要なのは、成長ホルモンの分泌を増やし丈夫な骨を育てること、運動のバランスのとれた生活、また成長の妨げとなるストレスなどの負担を感じさせない生活を送ることが肝心です。
また、いかに成長を促す生活を送るかという「生活環境」が大きく関わってきます。
親が食べていたような物をよく食べたり、親と同じような生活をしていたりする、親が育ってきた生活リズムや、環境と同じような生活が成長に良くないのかもしれませんね。